指カレンダーは親指と人差し指、中指、薬指を使って何月何日が何曜日かを知る方法です。いつ頃から使われているかは定かではありませんが、私は中学生のころ通っていた塾のおじいちゃん先生に教わったのがきっかけで社会人になってからも結構便利に使ってきました。今では脳トレに良いと思って使っています。

【指カレンダーの使い方】

親指で薬指、中指、人差し指の腹を触って月の位置を確認します。薬指の第1腹が1月、中指の第1腹が2月と3月、人差し指の第1腹が4月、薬指の第2腹が5月、中指の第2腹が6月、人差し指の第1腹が7月、薬指の第3腹が8月、中指の第3腹が9月、ここで薬指の第1腹に戻って10月、中指の第1腹が11月、最後の12月は中指の第3腹に飛びます。そこがそれぞれの月の1日となります。これを順番に1月から12月まで親指の腹で触って覚えこみます。次に曜日ですが、月と同じく薬指の第1・2・3腹と中指の第1・2・3腹、人差し指の第1腹の7か所を使います。例えば今年の1月1日は土曜日でした。1月1日は薬指の第1腹です。そこが土曜日ということになります。それが決まれば次に薬指の第2腹が日曜日、第3腹が月曜日、そして中指の第1腹が火曜日、第2腹が水曜日、第3腹が木曜日、最後に人差し指の第1腹が金曜日となります。1月1日が何曜日かわからない時は今の時点で一番近い月の1日の曜日を確認してその月の1日の場所の曜日から順番に曜日をずらせば曜日が決められます。うるう年は月の位置が変わりますが、3月に曜日の位置の変更をすれば同じで利用できます。これを知っていると1月と10月、2月と3月と11月、4月と7月、9月と12月の1日が同じ曜日から始まることもわかります。

今ではスマホなどですぐにカレンダーを見ることもでき、ほとんど意味がなくなってきていますが、ぜひ脳トレと思って使ってみてはいかがでしょうか。

先人の方たちの知恵が風化して消えていくことに寂しさも感じます。

ちなにみ、今年のクリスマス12月25日は何曜日でしょう。