新年明けましておめでとうございます。今年から志村ふれあい館の館長を務めさせていただくことになりました石渡良彦(いしわたよしひこ)と申します。これまで約13年間館長として務められた関口館長の後任ということで責任の重さを痛感しております。何卒、よろしくお願いいたします。昨年、一昨年とコロナに翻弄させられてきましたが、ここに来てやっと落ち着きを見せてきたと思ったのも束の間、また新たな変異株が出現し、まだまだ油断は禁物という状況になってきました。今年は「壬寅(みずのえ・とら)」陽気を孕(はら)み、春の胎動を助く年という意味があるそうです。これまでが厳しかった冬とするならば春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年、そうあって欲しいと心から願い祈るばかりです。私は学生時代、男声四部の合唱団に席を置いていました。合唱は周りの声を聴き、そこに自分の声を載せていきます。心地よい和音もあれば、独特な不協和音もあります。一人だと出来ないことも、皆で補い合うことで素晴らしい作品が生まれます。組織や施設も同じだと思います。ご利用される皆さまの声に真摯に耳を傾け、スタッフと共により良い「志村ふれあい館」を創り上げてまいりたいと思います。今年一年が皆さまにとっても良い年となることを願い、スタッフ一同心を一つにして努めて参りたいと思います。何卒ご支援頂きたくお願い致します。